Creating the future of analog music.

 

私たちのブランドコンセプトは”Creating the future of analog music” (アナログの未来を創造する)です。このブランドコンセプトは最も重要なことであり、あらゆる意思決定はこのコンセプトに沿ったものであるか否かを元に判断しています。その為製品開発時に市場調査等を行うことはなく、アナログの未来を創造することに繋がるのであれば開発を行うし、もしそうでなければ開発を行わないというシンプルな意思決定を行っています。（おそらく光カートリッジ開発時に顧客の求めるレコード針についての市場調査をしたとしたら「もっと良いMCカートリッジが欲しい」との結果が出たことと思います。）私達が、市場があるかどうかもわからない光カートリッジや偏心検出スタビライザーなどの製品を開発してきたのも、これらの製品がアナログの未来を創造することに繋がると心から信じていたからです。

 

当然会社を運営している以上一定程度の売上は必要です。

ここで大切なのは、売上は素晴らしい製品を創り出した結果発生するものであり、売上を得る為に製品を開発するといったことはあってはなりません。この製品と売上の順番の捉え方は小さなことのようで非常に重要なことであり、この順番を誤ると会社全体が誤った方向に進んでしまいます。（例：コピーまがいな製品を作る、品質を落として安価に製品を作る等々）

ブランド力のある会社であれば、くだらない製品を作っても短期的にはブランドを信じたお客様が購入してくれて表面上うまくいったように見えるかも知れませんが、これはブランドの切り売りをしているだけで、このようなやり方をしていては長期的には絶対にお客様は離れていってしまいます。

 

そもそも市場に私たちが存在する必要があるのか、何故存在出来ているのか？と考えると

DS Audioが今存在出来ているのは間違いなく、DS Audioのコンセプトを信じ製品を購入してくれた多くのお客様がいるからです。そしてこのお客様方はDS Audioがなんの新規性もない安価なコピー製品を製品化することを期待していないはずです。

このようなお客様の期待を裏切らない為にも、私たちDS Audioは今までもこれからも”Creating the future of analog music” (アナログの未来を創造する)というコンセプトに忠実に、世の中にない素晴らしい製品を創る為に日々努力を重ねていくつもりです。

 

DS Audio代表

青柳哲秋